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20090211 ハリポタ考察
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2つの文を比べてみます。

[3巻]

ハリーは瞬時に意を決した。スネイプがハリーの方に一歩も踏み出さないうちに、ハリーは杖をかまえた。

スネイプの杖は高々と舞い上がり、クルックシャンクスのわきのベッドの上に落ちた。(『アズカバンの囚人』、468ページ・11行目~18行目)


[5巻]

スネイプはまるで攻撃されるのを予測していたかのように、素早く反応した。カバンを捨て、ローブに手を突っ込み、杖を半分ほど振り上げた。

スネイプの杖が、三、四メートル宙を飛び、トンと小さな音を立てて背後の芝生に落ちた。(『不死鳥の騎士団㊦』、352ページ・16行目~353ページ・2行目)

※どちらの文も途中省略しています。


両方とも、攻撃されたがそれを防げなかったシーンです。

スネイプ先生は、『アズカバンの囚人』では33歳、『不死鳥の騎士団』では15歳です。

どちらも見事にやられてしまっていますが、決して戦いに弱いわけではありません。

例えば…

しかしスネイプは呪いをかわし、ハリーは、呪詛を言い終えないうちに仰向けに吹き飛ばされた。(『謎のプリンス㊦』、430ページ・16行目)

しかしスネイプは、またしても呪文を阻止した。(同巻、431ページ・6行目)

しかしスネイプは、煩わしげに、わずかに腕を動かしただけで、呪文を軽くいなした。(同巻、同ページ・13行目)

このように素早く呪文をかわせるのに、ハリーの攻撃をかわせなかったのは不自然だと思います。


本では、どちらも、タイミングが合わずに攻撃されています。

でも、映画では違いました。

記憶を辿って書いているので誤りがあるかもしれないのですが…

[3巻]

スネイプ「お先にどうぞ」

ハリーがジリジリとゆっくり杖をかまえる。

シリウスがそれを見て杖に手を伸ばす。

スネイプ先生の顔が映るが杖を探っているかは見えない。

武装解除される。

[5巻]

何もしないうちにジェームズから武装解除を受ける。

右手に持っている杖が右に飛んで、そっちを見る。


映画の3巻については、もしかしたらスローモーションでああいう場面になったのかもしれませんが、もしハリーが杖をあげるのがあんなにゆっくりだったら簡単に攻撃を防げたはずです。

ただ、この時のスネイプ先生は理性を失っていたのでとっさに行動が出来なかったのかもしれません。

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