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20090211 ハリポタ考察
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①の続きです。

養護の先生には、おばさんの目には見えないものが見えていたのだ。ピカピカの壁に指紋を見つけるとか、お隣さんの動きに関しては、おばさんの目の鋭いことといったら――そのおばさんの目は見ようとしなかっただけなのだが、養護の先生は、ダドリーがこれ以上栄養をとる必要がないどころか、体重も大きさも小鯨並みに育っていることを見抜いていた。
そこで――さんざん癇癪を起こし、ハリーの部屋の床がグラグラ揺れるほどの言い争いをし、ペチュニアおばさんがたっぷり涙を流したあと、食事制限が始まった。(『炎のゴブレット㊤』、43ページ3行目~9行目)

〔疑問〕

太ってる人ってみんな「骨太なだけ」って言うのか不思議。(マダム・マクシームやペチュニアおばさんが言っているから)

〔感想〕

①おばさんの目は見ようとしなかっただけなのだ

⇒なんだ。やっぱり分かってたんだ。

私は、ペチュニアおばさんがダドリーに甘いのは、夫のバーノンおじさんの影響もあるのではないかと考えています。

ご存知の通り、バーノンおじさんは、グラニングズ社(穴開けドリルを製造する)の社長です。

たぶん、それって、後を継いだ可能性高いですよね。

仮に、バーノンおじさんの父親が先代の社長だとします。

バーノンおじさんの代でも会社が倒産しそうとかの危険もなさそうなので、社長ですし、お金はたくさん入ってくると思います。

(そもそも穴開けドリルって売れるのか?)

つまり家も裕福だったのではないでしょうか。

いろいろ買ってもらえて、欲しいものはすぐ手に入って。

こんな人が配偶者になったら大変影響は大きいはずです。

もちろん、ペチュニアおばさんが止めようと思えば出来たでしょう。

しかし、ダーズリー家の主導権はバーノンおじさんが握っているようです。

というわけでペチュニアおばさんは生活に関して何も言えず…。

夫に従っていた方が喧嘩が起きなくて楽ですよね。

②さんざん癇癪を起こし、ハリーの部屋の床がグラグラ揺れるほどの言い争いをし、

⇒一体誰が何を言って争ったのでしょうか。

私の予想では…

ペチュニアおばさんは、息子の体型を見ようとしなかっただけで、本当は今のままでは大変だということは分かっていると思います。

だから、息子にダイエットという辛いことをさせるのは嫌だけれど、「ダドちゃん、やらなきゃいけないのよ(涙)」と言う感じ。

断腸の思いです、きっと。

それに対して、ダドリーとバーノンおじさんはダイエットに断固反対。

証拠に…

グレープフルーツの四半分を砂糖もかけずにダドリーの皿に取り分けると、ダドリーはおばさんを怖い顔で睨みつけた。(『炎のゴブレット㊤』、42ページ8行目~9行目)

バーノンおじさんは、気に入らんとばかり大きくフンと鼻を鳴らし、新聞を脇に置くと、四半分のグレープフルーツを見下ろした。

「これっぽっちか?」

おじさんはおばさんに向かって不服そうに言った。
(『炎のゴブレット㊤』、44ページ15行目~45ページ1行目)

でも、ここはおばさんの勝利です。

睨んだりして頑張って2人の攻撃をかわしてます。


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